ユーカリスティア・ニュースレター2005年12月


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ニュースレタ ー            第16号2005年11月02日発行

もうすぐ立冬です。例年のインフルエンザに加え、今年は鳥インフルエンザにも備えなければならないのでしょうか。「日常は、常に不安定なバランスの上に成り立っている」。

11 月の活動予定

 

 

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礼拝

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聖研

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ウェスレー

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聖研

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3 X’mas 礼拝

礼拝 11:00 am~

その他すべての講座 2:00 ~ 3:30 pm

<10月の活動報告>

■礼拝(10/1)説教:野呂芳男「パウロとキリストの働き」。コリント人への手紙1 9.1−23。

■聖書研究会(10/26) ヨハネ福音書3.1−3.15. 1−5節:教会史上、「水」による洗礼と、「霊」による洗礼のどちらがより重要かという問題が議論されてきました。霊のみを強調し、洗礼式を否定する教派は、この箇所を根拠にしています。それに対して共観福音書では、霊よりも肉が強調されます。この点からみても、ヨハネ福音書がパウロの思想―「肉によってキリストを知るまい」−の後継であることが分かります。また、教会史上の聖霊運動として、聖フランチェスコ、クェーカーのジョージ・フォックスなどが解説されました。

■ウェスレーを読む(10/8) 休講

■現代神学の扉(10/17) 今回は、仏教とキリスト教との関係は一旦お休みして、ジョン・ウェスレーと錬金術についての野呂牧師の最新の研究が披露されました。その問題に関して、ヤコブ・ベーメのUngrund(無根底)を神とみなす思想や、ウィリアム・ローの神秘主義との決別と、ウェスレーの錬金術がどう関わるのかが解説されました。また、ニューイングランドの再洗礼派であり、ロードアイランド州の建設者でもあるロジャー・ウィリアムズとクェーカーのG・フォックスのやりとりなども紹介されました。

<お知らせ&トピックス>

■「現代神学の扉」では仏教とキリスト教との関係に、「ウェスレー神学」の最新研究がミックスされたような講義が続いておりましたが、今後はもう少し前者にウェートを置く講義が展開されるはずです。何しろこのところ、新刊の発行に際して、著者自身、興奮冷めやらずの状態だったものですから…。

■12月3日(土)は、クリスマス礼拝となります。礼拝後は、例年のように、ちょっとした食事の会を持つことを考えておりますが、何かご提案がありましたらご連絡お待ちしております。お誘い合わせの上、お出でください。

■野呂芳男牧師著『ジョン・ウェスレー』がついに発行となりました。著者の近年の研究成果がふんだんに盛り込まれた、素晴らしい作品です。ウェスレーとの接点を求めるあらゆる読者―初学者から研究者まで―におすすめの一冊です。   >>購入方法

●単行本: 344ページ; 上製本; A5版

●出版社: 松鶴亭(出版部)ISBN: 4-9902644-0-1


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