ユーカリスティア・ニュースレター2005年1月


Home  >   Eucharistia

ニュースレタ ー              第6号2005年1月3日発行

 

あけましておめでとうございます。ここに、野呂牧師の、2005年の年賀状を引用させていただき、新年の挨拶とさせていただきます。

「『鶏』というと、ペテロがキリストを裏切った発言をした後、鶏が三度鳴いたという聖書の一場面が思い出されます。それはキリストご自身が予言したとおりだったのでした。そのような意味では鶏には嫌なイメージが、私にはつきまといます。しかし今年も、私はキリストを裏切らない様に注意しながら過ごしたいと願っています。皆様の健康を祈りつつ、私も何とか元気に過ごしております。」


<1
月の活動予定>

 

 

 

 

 

 

礼拝

10

11

聖研

12

13

14

15

ウェスレー

16

17

18

19

20

21

22

23

24

25

聖研

26

27

28

29

30

31

現神の扉

 

 

 

 

 

礼拝 11:00 am~

その他すべての講座 2:00 ~ 3:30 pm

<12月の活動報告>

l          礼拝―クリスマス (12/18)説教:野呂芳男「主の降誕と天使」。マタイ1.18−2.12.

 

l          聖書研究会 (12 / 14) 「ロマ書」8.11−8.20。 紀元150年頃に活躍し、後に異端とされた神学者マルキオンを取り上げ、キリストの仮現説について学びました。仮現説とは、イエスの人性を完全に否定した上で、イエスとは仮に人間の姿を取った、人間以外の、つまり霊的な存在である、という説で、これは古代教会により異端とされました(ちなみにカルケドン公会議において、「イエスは受肉において完全な神性と完全な人性を取られた」という二性一人格の教理が確立されるまで、この説は生き続けました)。この仮現説が、マルキオンやパウロの神学の中でどのように扱われていたかを学びました。 アドルフ・フォン・ハルナック『キリスト教の本質』

 

l          ウェスレーを読む  休講。

 

l          現代神学の扉  (12 / 20) 12月18日の礼拝において展開された、野呂牧師による「天使論」の認識をさらに深めるため、アメリカ発祥の一教派であるモルモンについて学びました。まずはその迫害の歴史や、旧約聖書との関係、一夫多妻の教理が生まれた社会的背景についてなどを、確認することから始めています。 ジョセフ・スミス『モルモン経』。生駒孝彰『アメリカ生まれのキリスト教』、旺史社、1981年。

とは、講義中に示された参考図書を指します。

<お知らせ&トピックス>

l          礼拝で語られた野呂牧師による「天使論」。実は、氏の著書である『キリスト教と民衆仏教―十字架と蓮華』の内容と深い関わりを持っていると思います。氏の著書は、よく難解だ、といわれがちですが、この本の第4章(最終章)はそれまでと趣を異にした、まるで小説のように書かれていますので、是非ご一読なさることをお勧めします!

l          野呂牧師のプライベートな情報ですが、12月24日の検査の結果、肝臓の腫瘍がすっかり消えたと診断されました。この結果は、とても嬉しいクリスマスの贈り物となりました。私たち皆の祈りと願いが叶ったのですね…。


>TOP