ユーカリスティア・ニュースレター2005年4月


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ニュースレタ       第9号2005年3月30日発行

 

 今年の桜の開花予想は 3 27 日(イースターサンデー!)でしたが、いまだに桜の開花は始まっていません。春は別れと新たな出発の季節。皆さんの周りでも、多かれ少なかれ、何かしらの「移動」がありましたか?ところで復活祭を迎えると、いよいよ春本番ですが、「イースター」といえば、『イースタ―パレード』という映画のジュディ・ガーランドとフレッド・アステアを思い出します。古き良きニューヨークの雰囲気が、ちょっとセンチメンタルな気分にさせてくれますよ。


<4 月の活動予定

 

 

 

 

 

礼拝

ウェスレー

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聖研

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現神の扉

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聖研

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礼拝 11:00 am~

その他すべての講座 2:00 ~ 3:30 pm

<3月の活動報告>

         礼拝(復活祭) (3 / 19)  説教:林昌子「復活の生活とは」。ヨハネ福音書3.1−21.

          聖書研究会 (3 / 8、22)  「ロマ書」11.1−11.36。 前半部分では、「次元の相違」説〈 2 つ以上の複数の真理を、同じ次元で考えると互いにぶつかり合ってしまうこともある―たとえば神の摂理と人間の自由意志、など―のですが、それぞれが次元を異にしている真理であると考えれば、相互影響を与えながらもぶつかり合うことはないという説。参考・野呂芳男『実存論的神学』等〉が、パウロの思想の中にすでに見られることを検証しました。 25 節以下は、パウロの万有救済論や、輪廻転生の理解なしには解釈が出来ないということを学びました。

         ウェスレーを読む (3 / 5)  「ウェスレーはその死の際に(信者に背を向けて)壁の方を向いて死んだ」。賛美歌を歌い、祈る信者に囲まれて、神々しい最期を迎えるウェスレーを描いた絵が有名ですが、これはその時代の社会通念によって作られた「そうあって欲しい」ウェスレーの図であるとする伝記記事があります。 図 Richard Cameron Methodism and Society in Historical Perspective . また、神秘主義について、ルターとカルヴァンの違いを学びました。

         現代神学の扉  (3 / 21)  パウロによるキリスト教の歴史を振り返ると、キリスト教はユダヤ教における「肉体を持つ神」を棄て、精神化された神を重んじたきらいがあります。女性=大地=肉という象徴的な信仰は、キリスト教以前からの信仰形態として存在しますが、このような宗教性を破棄した点と、パウロの女性蔑視は相通じるものがあるでしょう。モルモンでは神は精神的存在のみならず、肉体を持つ存在として信仰するのですが、それは彼らが旧約聖書も新約と同じ程度に尊重する姿勢と通じています。

とは、講義中に示された参考図書を指します。

<お知らせ&トピックス>

         4 月から、「現代神学の扉」では諸宗教、とくに仏教とキリスト教との対話の問題を取り上げます。お誘い合わせの上、ご参加ください。



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