ユーカリスティア・ニュースレター2005年4月


Home  >   Eucharistia

ニュースレタ       第10号2005年5月30日発行

 

ルドルフ・ブルトマンによる注解書、『ヨハネ福音書』の日本語訳(杉原助氏による)が、今年3月に日本基督教団出版局から出版されました。実は、ユーカリスティアの「聖書研究会」がヨハネ福音書に入るのを機に、すでに私の手元にあった原典(ドイツ語版)を読破しよう、あわよくば翻訳も…と意気込んでいたのですが、この度日本語で読めることになり、ほっとしたような、ちょっと気が抜けたような、複雑な気分です。いずれにしても、このブルトマンの名著が、より多くの日本の人々に読まれることが可能になり、私も嬉しい限りです。

月の活動予定

29

30

31

1

2

3

4

礼拝

5

6

現神の扉

7

 

8

9

10

11

ウェスレー

12

13

14

聖研

15

16

17

18

19

20

21

22

23

24

25

26

27

28

聖研

29

30

1

2

礼拝 11:00 am~

その他すべての講座 2:00 ~ 3:30 pm

<5月の活動報告>

l          礼拝 (5 / 14)説教:林昌子「山上の説教の落とし穴」。マタイ福音書5.38−48。

 

l           聖書研究会  休講。

 

l          ウェスレーを読む (5 / 21) 「メソジスト( Methodist )」=「きっちり者」とは、時間割どおりに日々の日程をこなす、几帳面なウェスレーたちを揶揄したあだ名に由来します。この禁欲的とも言えるあり方は、中世の修道院の僧たちのそれと、どのように違うのかを学びました。さらにジョン・ウェスレーの几帳面は、生活態度を超えて、自らの思想に非常に忠実(というより、頑固)であるところにも見られました。表面的にはウェスレーはとてもおとなしく、穏やかなイメージだったようですが、自分の意見を曲げてまで、他の人におもねることはなかったのです。

 

l          現代神学の扉  (5 / 30) 釈迦が「外側」に存在する神(対話することのできる神)や、「内側」における魂の存在を否定したことを、ヒンズー教の神々(シヴァ、ヴィシュヌなど)との対比によって再確認しました。その後、原始仏教における「識」の思想、さらに「唯識」についてその内容を学び、新プラトン主義との比較を通して理解に努めました。また、輪廻転生論、復活論、霊魂不滅論などにおいて、キリスト教との比較を行いました。 ル・グィン『ゲド戦記』岩波書店

 

とは、講義中などに示された参考図書を指します。

<お知らせ&トピックス>

l          「現代神学の扉」の日程が変則であることにご注意ください。

l          5月の「聖書研究会」が休講となったため、「ヨハネ福音書」に入るのが6月になりそうです。この機にヨハネを研究なさりたい方、聖書の真髄に触れてみたい方、ぜひご参加ください。


>TOP